古い遺影や写真のデータ化について考えた

終活

 どうも、こぼすけです。ご覧頂き、ありがとうございます。

母が亡くなり3カ月が過ぎました。実家には仏壇がありますが、仏壇の上には母方の祖父母の遺影が既に飾られており、母の遺影をさらにそこに並べるとかなり物々しい雰囲気になる為、母の遺影はタンスの上に立てかけられたままです。

 さらに、実家の片づけをしている際に、父方の祖父母の遺影まで出てきました。我が家は母方の性を名乗っていますが、父方の墓守を引き受ける人がいない為、我が家で父方の位牌等も引き取っているためです。

 今年の5月に母方の祖母が17回忌を迎える為、父の意向で法要の際に4枚すべての供養をしてもらって処分する予定でいます。ただ姿かたちを無くしてしまうのも少し申し訳ない気がするので、遺影をデータ化しようと考えています。

 同時に、母の古い写真もたくさん出てきたので、遺影や写真をデータ化する方法を調べてみましたので投稿させて頂きます。

遺影写真の処分方法

 そもそも遺影には直接的に宗教的な意味合いは無いようで、葬儀屋さんが葬儀の演出の一つとして始めたもののようです。サンタが赤い服を着ているとか、バレンタインデーにチョコを渡すといった商業目的で始めたことが慣習化したものなので、遺影写真を処分することに抵抗が無い方は、自身で可燃物として処分しても問題はなさそうです。

・・・生ごみと一緒とか、遺影が丸見えとかはさすがに無い様にして欲しいですが。

 遺影の一般的な処分方法は、こんな感じでしょうか

  • 自分で可燃物として処分
    • メリット・・・お金がかからない
    • デメリット・・ちょっと気が引ける
  • 寺や神社でお焚き上げしてもらう
    • メリット・・・後ろめたさが無くなる
    • デメリット・・お金がかかる(1万~5万円)、時期が決まっている事がある
  • 遺品整理業者に頼む
    • メリット・・・手間がかからない
    • デメリット・・割高になりがち

 可燃物として処分するのが気が引ける方は「お焚き上げ」か「業者に依頼」になるかと思います。遺影以外の位牌や仏壇、不用品処分までをお考えなら遺品整理業者に頼むのが時間的なメリットも含め良いように思いますが、遺影だけをお願いする場合、遺品整理業者に頼むのは割高になる感じです。

遺影をフォトフレームに

 さて、遺影や写真の「データ化」ですが、写真屋さんなどでも引き受けてくれるお店は結構あるようですが、遺影の『四つ切サイズ』に対応している所はあまりなく、受取方法も、CD形式の所が多いです。

 

 私は、遺影や写真をデジタルフォトフレームで見れるようにしたかったので、さらに探してみると、「出力」に特化したOA機器レンタルスペースがありました。

・・・しかも大宮に。

セルフプリントだからセプリさん?

 店員さんにお願いする事もできるようですが、自分でスキャンくらいは出来ます。普通の写真は1㎝あたり70円とあるので、約40枚くらい。母は旅行好きだったので写真は大量に出てきましたがそれでも数千円で済みそうです。遺影についても大判用のスキャナーがあるので、対応できそう。4枚データ化したとして、こちらは1,000円位。

気になったので店舗まで足を運び、店員さんにやりたい事を伝えてみましたが、『大概の事は大丈夫ですよ』と自信ありと言った感じでした。

・・・近くにこんな所がない人の為に代行してあげようかしら

 自分で作業するので、スキャンデータをデジタルフォトフレームの仕様にあわせた媒体に保存すれば、考えていたことはできそうです。

 実家で使うつもりなので、極力機能を絞ったシンプルなものをアマゾンさんで探しました。まだデジタルフォトフレームが世に出初めの頃、孫の写真を見せようと何かの際に両親にプレゼントしたことがあったのですが、使い方がわからず結局引き取ったことがあります。LINEの既読をつける事もままならない父が使うとなると、つけっぱなしか命日などの特定の日にだけつける感じになると思います。最近は、デジタルフォトフレームが売れないせいか家電量販店の店頭にはほとんどは置いていませんでした。

まとめとおまけ。想いでの「もの」を写真でデータ化

 やりたい事は比較的簡単に出来そうな感じなので、出来上がったら追記か新規記事を投稿しようかと思います。

 写真のデータ化だけでなく、子供が小さい頃幼稚園で作った絵や工作などの、捨てられずに段ボールにしまって場所をとっているような思い出の「もの」などもデータ化する事で、場所を取らずに簡単に見る事が可能になったりします。

 左の本は、少ないもので生活するミニマリストの考え方を書いた本で、「断捨離」が流行りだした頃に読んで結構影響を受けましたので、おまけで紹介させて頂きます。

・・・もののまま取っておきたいものもありますけど。

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