葬儀にシンバル~お経の道具を調べてみた~

終活

 どうも、こぼすけです。ご覧頂き、ありがとうございます。

 先日、母の友人の葬儀に出席して来ました。

故人と直接面識は無かったのですが、2か月程前に亡くなった、母の葬儀に参列頂いた方でしたので、体調の優れない父の代理として、参列させて頂きました。

 葬儀開始後、不謹慎かも知れませんが、気になった事があります。

 お坊さんが読まれる、『お経』が違うのは分かりますが、

その際に使用する『道具』が、かなり違うのです。

「木魚」と「おりん」は一緒でした(鳴らし方は違いました)が、

・・・『見たことの無い楽器?達が。』

 中盤には、なにやら、

『シンバル』のようなものまで・・・。

 母の葬儀、四十九日とは、明らかに様式が違います。

宗派は『曹洞宗』との事です。

曹洞宗

 私は、日本史や、社寺仏閣が好きなのですが、

曹洞宗に関しての知識は、『座禅』と『永平寺』

程度でした。

そこで、調べてみると、今は公式サイトがあるんですね。

・・・こんな所にもDX。

◇公式サイトによると、

今から八百年ほど前の鎌倉時代に、

道元禅師(どうげんぜんじ)」

正伝の仏法を中国から日本に伝え、

瑩山禅師(けいざんぜんじ)」が全国に広められ、

曹洞宗」の礎を築かれました。

とあります。

 サイトの目次にあたる部分に、『座禅』とあり、宗旨にも『座禅の教えを依りどころにしており』とありますね。ただ、葬儀の特徴までは書いていません。

・・・箱根駅伝の『駒澤大学優勝』の記事はありました。

鼓鈸三通 

シンバルが登場する『お経?』は、

『鼓鈸三通(くはつさんつう)』

という儀式のようです。

 シンバルのような形をしたものは、

『鐃祓(にょうはち)』というそうです。これと『引磐(いんきん)』、『太鼓』を使い、

音を鳴らす儀式だそうです。

 故人が、『仏の世界』へと導かれていくことを、盛大に表現しているとの事。中国やインドの、極彩色を着た人達が踊ってるシーンを連想するような感じでした。

・・・鳴り物たちの姿が分かるものはこちらです。

 各宗派で、比較をされている記事もありましたので、参考までに掲載させて頂きます。

お経

 私の家は浄土宗ですので、『南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)』が随所に出てきますが、葬儀中に、それに代わるような『お題目』は無かった気がします。

 曹洞宗が、

『お題目を唱える事』より『座禅』に重きを置いている事

が、影響しているみたいです。

 その中で、唯一分かったお題目が、

『般若心経です』。

 般若心経は、『真言宗』のお題目だと思っていましたが、結構色々な宗派で読まれるみたいです。ちなみに私は『般若心経』も『光明真言』も諳んずる事ができます。

・・・私の家は浄土宗です。

お経のリズム

 宗派ごとに、『葬儀の仕方』は違いますが、

お坊さんは皆、

『良い声で』、『同じようなリズムで』

お経を唱えますよね。

 『楽器達?』が、そのリズムを増幅させて、一種の『グルーヴ感』みたいな物を作り上げていく感じは、どの宗派も一緒なのかもしれません。

 ・・・実は私、お経を聞きながら寝てたりします。

・・・家族には気持悪がられます。

お経には、リラックス効果があるからです。

お経は、『アルファ波が出やすくなる』リズムなんだそうです。

・・・嫁様も娘も『K-POP』じゃ無くて、『お経』聞いて寝たらいいのに。

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