40代向け終活の専門家、飯塚浩司です。ご覧いただきありがとうございます。
私が発信させて頂いている終活の考え方は、人生をかけて達成させたい目標を明確にした上で『100年時代』と言われる長い寿命を
悔いのないよう余すところなく使い切ろう!
といった考えがもとになっています。
人生100年時代の使い方として「マルチステージ」の考え方が広まっています。私自身も人生の折り返し時期の45歳で大手企業を退職し、個人事業主としてビジネスを始めました。そして、まもなく1年を迎えようとしています。
大手企業の会社員としての安定を捨て、自分のビジネスを始めようと思ったきっかけや、ビジネスを立ち上げていく過程で拠り所にしていた考え方の多くは、意外にも投資を志してから読み漁っていた本です。
参考にさせていただいた本を、自営の道を志してから1年が経つこの時期に、振り返りの意味も込めて投稿させていただきます。
…私の終活の考え方も何冊かの本を非常に参考にさせて頂いています
敗者のゲーム
退場しないことの大切さ
個別企業に対してではなく、経済全体の成長に対して長期で投資することの優位性を書いた本です。
株式投資についての詳しい話は割愛させていただきますが、
時間軸を長くとり、負ける可能性が少ないものに投資すれば
天才でなくてもゲームに勝つことができる
という考え方に強く影響を受けました。
『1万時間の法則』や『エビングハウスの成長曲線』などでも言われているように、行動が目に見える形で成果として現れてくるまでには一定の時間が必要だと私は考えています。 過去の習い事などでも、最初はつまらない基本の形の練習が続きます。それでも飽きずに続けていると、ある日突然、急にいろんなことができるようなる。そんな経験が誰にでもあるのではないでしょうか?
ビジネスの実績も、正比例では伸びていかないだろうと初めから思っていたので、心折れることなく行動し続けることが現在まで出来ています。
となりの億万長者
見栄をとるか「実」をとるか
アメリカの億万長者(資産を1億円以上持っている人)の特徴を、アンケートをもとに法則化した本です。
多くの億万長者は、安いスーツを着て大衆車に乗り、チラシの割引チケットを有効活用しています。
億万長者の多くは
お金の心配をしないですむことの方が、世間体を取り繕うよりもずっと大切だ!
という考えのおかげで億万長者になっています。
たくさん稼ぐけどたくさん使う人はよく見ます。私もその1人でした。
この本を読んでから、ブランド品で身を包み『自分を大きく見せる』ことが、むしろかっこ悪いことのようにさえ思うようになりました。
そして見栄のために使っていたお金を投資に回すようになると『お金がお金を生んでくれる』ことに気づきました。見栄のために使うお金より返ってくるものは格段に大きいです。
起業するにしても、今では事務所や営業車といったようなものにお金をかけなくても始めることが可能です。
『事務所を構えないと信用されない』みたいなことを言う方もいらっしゃいましたが、僕が起業のために買った備品は3万円台のChromebookと10万円以下のプリンターだけです。
…あとまだ1度も使っていない「Uber eats」のバッグ。
見栄のために無駄なお金を使わず 現金を残していたことも、過度に不安になることなくビジネスを続けられた一因だと思います。
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
下請けのままか元請けになるか
「金持ち父さん貧乏父さん」でおなじみのロバート・キヨサキさんの本です 。
この本ではお金の稼ぎ方に応じて世の中の職業を4つに分類しています
- E=Employee(従業員)
- S=Self-employed(自営業者)
- B=Business owner(ビジネスオーナー)
- I=Invester(投資家)
経済的に自由になりたければ、自分が働く「従業員や自営業者」ではなく、お金や従業員といった自分以外のものが働く「ビジネスオーナーや投資家」を目指すようにと、この本では説いています。
現在の私は「自営業者」ですが、『自分以外を働かせる』という考え方は大変参考になり、アウトソーシングなど、時間とお金の使い方を考える際に取り入れています。
また、この本の中では「従業員」から「自営業者やビジネスオーナー」を志すなら、ネットワークビジネスで勉強すると良いと言っています。ネットワークビジネスと聞くと少々怪しげな感じではありますが、私もオンライン上でビジネスをしていくためにWebマーケティングは勉強しています。
いわゆるネットワークビジネスとは違いますが、オンラインでのマーケティングを学ぶほどに、セールスの本質のようなものを知れる気がしています。 対面での営業活動にも大変役に立っています。
影響力の武器
人の心が動く具体的なトリガー
前述の「キャッシュフロークワドランド」でオンラインでのマーケティング手法がセールスに大変役に立つとお話ししました。そのマーケティング手法の向かう先にある『消費者の心を動かす要素』について具体的に書かれています。
・・・海外の本なので、事例がイメージしずらく少し難しく感じるかもしれません。
直接投資に関係する本ではないですが、私はこの本を不動産投資で交渉時にだまされないための参考本として読んだので、今回の選書に入れています。
オンラインであろうが対面であろうが、営業をする際には相手の心をどう動かすかを考えます。ビジネスの報酬は相手に与えた価値の対価ですので、人の心の動きにばかり着目するのはいかがなものかとは思いますが、「売り手」側としても「買い手」側としても知っておきたい知識が詰まった本です。
投資との関係で言うと、いわゆる投機家と呼ばれる方たちは、コンピューターの画面の向こうにいる個人や大衆の心理を、瞬時に相当深い所まで読んで取引をするそうです。そんな投機家さんの間でもこの本を愛読している人は多いようです。
・・・影響力の武器を読んでいるかはわかりませんが、日本の代表的な投機家さんの頭の中がわかる本はこちら
もしも、あなたが「最高責任者」ならばどうするか?
ビジネスモデルの仮説の訓練
この本は株式投資をする際に、企業のビジネスモデルを理解し成長性を予想する練習のために読んだ本です。
世界有数のコンサルティング会社で辣腕を振るった、大前研一さんの思考プロセスを垣間見ることができます。ビジネスの現状を理解し、仮説をもとにシナリオを立てていくという思考のプロセスは、自分のビジネスを進めていく上でも常に意識しています。
またいろんな業種の事例を見てきたことは、お客様の販促施策などをお手伝いをする際に『引き出し』として使える手法の選択肢を増やしてくれてもいます。
成功者の知識は強い味方
私がこの1年間にやってきたことは
ビジネスが安定するための条件や時間軸を把握して(CHECK)
必要なことと必要のないことを精査し(ACTION)
目標と納期を明確にして行動することを決め(PLAN)
実際にやってみて(DO)
検証する(CHECK)
という新しいPDCAサイクルを回すことでした。
・・・PDCAの基本的な考え方はこちら
新しいことに挑戦する際に、成功事例や成功のための考え方を知っていると大変心強いです。今回ご紹介させて頂いた本はいずれも成功した人たちの考え方を教えて頂ける本になります。
お金や投資のジャンルの本ではありますが、成功のための法則はビジネスや人生の目標達成にも置き換えが出来ますので、参考になりそうでしたら是非読んでみてください!
・・・人生やビジネスの目標達成には「終活」です。
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