40代終活の専門家飯塚浩司です。ご覧いただきありがとうございます。
私が発信する終活は人生における目標達成のためのもの。自己実現や自己啓発といった考え方に近いものです。
それは終活をするプロセスが、前職の営業マン時代に20数年かけて叩き込まれた、ビジネスで結果を出すためのプロセスに非常に近いからです。
今回は、私が発信する終活の考え方のもとになっている本を紹介させて頂きます。
本を読むことで、成功した人の頭の中や成功へのプロセスが共有できます。しかも1冊1,000円かそこらですから、読書は非常にコスパの高いものだと思います。なので私自身も月3~4冊程度を読む習慣を、もう何十年も続けています。
今回紹介させて頂く本は、過去に読んだ本の中での人生にもビジネスにも役立ちそうな選りすぐりのものばかりですので、参考にして頂けると幸いです。
7つの習慣
全世界で4000万部も売れた言わずと知れたベストセラー 書籍。「win-win」 の言葉で有名です。
人生やビジネスで成功するための考え方が7つのステップに分けて書かれているのですが、自分の人生を考えるのには1~3章までの私的成功のパートがお勧めです。
第1の習慣 主体的である ⇒人のせいにしない
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める ⇒納期を決める
第3の習慣 最優先事項を優先する ⇒大事なことを明確にして実行する
自分が結果に影響を及ぼせる「影響の輪」に集中し、人のせいにしないというのは大前提です。その上で、納期をきちんと設定して、その時間枠で目標が達成できるように達成へのインパクトの強いことから実施していく。この考え方は人生でもビジネスでも同じだと思います。
私は似たような本を色々読みながら、共通して書かれていることで重要度を確認するようにしています。なので読んだ本はすぐに売ってしまい、同じ本を繰り返し読むことは少ないのですが「7つの習慣」は手元に置いて何度も読んだ数少ない本の1冊です
ワークシフト
終活に関する本としては「人生100年時代」をどう生きていくかについて同著者が書いた、「ライフシフト」が話題に上ることが多いですが、私にはこちらの本の方がこれからの人生を考えるのに参考になりました。
ライフスタイルや技術の進化により働く環境も大きく変わる。流されるまま悲しい未来を迎えないように準備しましょう。
というのが大枠の本の趣旨です。
2012年に発売された本で2025年の未来を予測して書かれていますが、その中の未来のシナリオとしてオンラインで3分刻みで予定が入り働き続ける人が書かれています。ここ何年かのオンラインの進化やメタバースといった仮想空間の出現を見ると、このシナリオがとても現実的なものに思えてきます。
40代は社会的責任の重い世代。鬱になってしまったり自殺をしてしまったりする比率の高い年齢層でもありますから、働き方は自分でコントロールするべきです。無思考のまま世の流れに乗っていると、この「3分刻みで24時間働き続ける」未来のシナリオにはまってしまうかもしれません。
これからの仕事に向き合う参考になる1冊です。
・・・「ライフシフト」についてはこちらを参照ください!
チーズはどこへ消えた?
変化に対応し、新しい行動を起こすことの大切さを書いた本。
ネズミと小人がそれぞれチーズを迷路で探すという物語ですが、この本でチーズは財産とか成功といったものを象徴しています。手に入れたあと、消費してなくなったチーズに対し、素直に次のチーズを探しに行くネズミと、チーズが無くなった事を受け入れられずにその場から離れられない小人・・・。
40代あたりだと、今までに培ってきた経験からすでに実績や地位をお築きの方もいらっしゃるでしょう。
それらが「チーズ」だったとしたら
新鮮で味は落ちていないか?
この先も食べて行けるだけの十分な量が残っているか?
すでにそこにチーズは無いのに、お腹を空かせてまでそこにしがみついていないか?
我が身に置き換えて考えてしまう一冊です。この本はとても短くてすぐ読めますので、その点でもおすすめです。
キャリアの折り返しにこそ現状把握を
社会人になって20年ほどが経つ40代の皆様は、仕事でも人生におけることでも日常に起こることは大体経験してきたと思います。だから日々起こることへの対応に大きく感情を揺さぶられることの無い、「自動運転」のような状態になっていたりはしないでしょうか?
現状に満足している方も、不安や不満を抱えている方も、今まで過ごしてきた人生と同じぐらいの時間がまだ残っています。
体力的にもまだ、選択肢がいろいろあろうかと思います。
無思考のまま周囲に流されて、望まない人生を送らぬよう、未来への指針として上記の本を参考にして頂ければ幸いです。
・・・人生の現状把握にはエンディングノートです
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