どうも、こぼすけです。ご覧頂き、ありがとうございます。
先日、
『終活』
の、資格セミナーに参加してみましたので、投稿させて頂きます。
終活とは
終活とは、
『人生の終わりについて考える活動』
の事で、
2009年に、週刊朝日のコラムで使われたのが最初で、2012年には、流行語大賞にノミネートされました。それから、徐々に認知度をあげて、今では、
『しゅうかつ』でパソコンの変換をすると、何番目かに『終活』が出てくる程になっています。
取得理由
・・・昨年、母親が亡くなりました。
その際、葬儀の手配や、役所・銀行関係の手続きに
『本当に苦労しました。』
亡くなる2週間程前まで、孫と一緒に焼き肉を食べに行く程、元気だった母が、急に体調不良を訴えて、その翌日には心臓がとまり・・・。
父は、昭和の男よろしく、家計の事は全くわからず、
『通帳や印鑑が、どこにあるかがわからない。』
私は限られた忌引き休暇を、片付けや物探しといった雑事に追われ、母の死を悼む暇もありませんでした。
そんな折、ふとこんなことも思いました。
『もし俺が今、急に死んだら、ネットで保有している口座には、誰もたどりつけないだろうな』
親を亡くして、初めて分かった事。
『自分は親として、同じような面倒は、嫁様や子供にさせたくない。』
そんな事を考えて、『終活』を勉強してみようと思ったのです。

終活の範囲
『終活』という言葉で、括ってしまえば一言ですが、知っておきたい範囲はこんなにあります。
- 健康・医療
- 介護や認知症への対策。病気になった際の、治療方法・終末医療の希望など
- 保険
- いざという時、『何が利用できる』かや、『いつ』・『どれくらい』・『どうやって』もらえるかなど。
- 葬儀・墓
- 亡くなられてから葬儀までの流れ、必要な手続きや手配。費用や作法など。
- 相続
- 遺言や相続税の算定基準。相続方法など。
- 遺品整理
- 役所やライフライン、銀行への届け出方法。必要書類、手続き方法など。
これら、広範囲に及ぶ項目を、事前に整理しておく為のツールに、『エンディングノート』がありますが
『終活≒エンディングノート』
と言う人もいる程なので、エンディングノートについては、改めて投稿したいと思います。

終活の組織
勉強するにあたり、公的な資格があるか調べたところ、いくつか資格名が出てきました。しかし、どの資格も、基本的に国家資格では無く、社団法人などで運営されている、【民間資格】のようです。
これから資格取得を目指す方。『終活』に関して、これから何らかのサービスを受ける方は、あらかじめこの事を、知っておいた方が良いかと思います。
具体的な資格の種類については、私が受講した、「一般社団法人終活協議会」の代表さんが、自ら比較している記事があるので、参照ください。
私が、『終活協議会』で受講した理由は、
この投稿がわかりやすかったこと。
あと、『終活を仕事にできる』と書いてあった事に、興味を持った為です。
終活ガイド資格を、取得して思ったこと
事前に送られてくるテキストや、学習動画は、若干胡散臭いと思ったのですが、講義の内容は親切丁寧できちんとしていました。
・・・研修前後にHPがきれいになったり、youtube動画をUPしてたり、色々と整備中のようです。設立が2015年との事でしたので、試行錯誤の最中といった所なのかもしれません。
『終活を仕事に』という事に関しては・・・。
『この資格があるから稼げる。』
といった、類のものでは無いなと。
『終活は仕事にならない』という訳では無く、これだけ広範囲になると、困り事を解決する為には、それぞれもっと、専門的な知識が必要になるかなと、
・・・ビジネスとして、成り立たせるなら、こんな感じでしょうね。
- 集客をして、
- 『終活』を知ってもらい、
- 困りごとを聞き出し、
- 最適解をもっていそうな人(士業の方やお寺etc)に繋ぐ。

まとめ
資格自体は、簡単に取得できましたが、『資格=ゴール』では無いですね。
・・・大体の資格はそういうものでしょうが。
『終活』は、間口が広く、奥も深そうなので、一朝一夕で習得できるものではなさそうですね。
時間をかけて学ぶ。『生涯学習』というやつですね。
これだけ奥深い物だけに、こういった、資格の為の、講習や教材は、
『入り口としては入りやすく、体系的に学べるからコスパは良いな。』
とは、思いました。興味があればぜひ。

・・・とりあえず私は実家の掃除から。
