東西【どん兵衛きつねうどん】を食べくらべて見た。

雑記

 どうも、こぼすけです。ご覧いただきありがとうございます。

大阪の嫁様の実家から、日清『どん兵衛』が、大量に送られてきましたので、東西比較をしてみました。(私は埼玉県民です。)

境界は関ケ原

 日清『どん兵衛』の仕様が、東西に分かれているって知ってました?

境界は、岐阜県の関ケ原です。関ケ原といえば、1600年に徳川方と豊臣方が対決した『天下分け目の関ケ原』で有名な場所です。昔から、交通や軍事の要所として、関所が置かれていたそうで、

『関ケ原の東だから関東。西だから関西。』なんです。

 確かに、大阪の嫁様の実家から、名神高速経由で帰る際、滋賀の竜王辺りから、山がちになってきて、関ケ原まで来ると何となく

『関西抜けたな‼』

っていう気分になります。

 個人的には東西の間に、『中京圏』が入る気がしますが、歴史や地形の影響で、味の文化圏も、東西に分かれて形成されたんですかね。

・・・ちなみに、この境界は、マルちゃんの『赤いきつね』と『緑のたぬき』も同じだそうです。

 調べながら公式サイト見たのですが、かなり凝ってます。面白いので是非。

見分け方

 『ぱっと見』は変わりませんが、いくつか目印があります。

◇蓋を開ける所の、『NISSIN』のマークの左横に、EASTの(E)とWESTの(W)が、それぞれプリントされています。

◇アレルギー表示と、『どん兵衛』のロゴの間にも、(E)と(W)。

・・・味を分ける原材料表示は、

・そうだかつお、にぼし、かつおの魚粉・かつおぶし。

・昆布エキス。

・昆布粉末・昆布調味料。

・魚粉。

東は『カツオ系』。 西は『昆布系』。 という事ですね。

※東にも昆布、西にも魚粉は入っています。

見た目の違い

◇蓋を開けると、スープの袋の色が違う。

 

◇七味が、

東は『赤唐辛子で風味華やか』

西は『和山椒で香り華やぐ』

となっています。細やかな心遣い。

あと、たまたまかもしれませんが、西のお揚げがしわしわでした。

◇粉末スープの色もかなり違います。お湯をいれて待つこと5分・・・。

◇完成 ‼ お揚げで下が良く見えませんが、こんな感じ。

・・・うどんは5分なんですよね。よく3分で開けてしまい、硬いまま食べてます。

◇お揚げを取ると、スープの色の違いがわかりますね。関西の方が薄い。

味の違い

 食べてみた、味の感想です。

  • 東:
    • カツオだしの後味が、結構残って甘い感じ。
    • 飲み干す際に、魚粉と思われる粉っぽさがある。
  • 西:
    • 昆布のだしは感じるが、色のイメージより、しょっぱく感じた。
    • 後味は、キレがあるというか、東より残らない。

・・・あと、気のせいかもしれませんが、お揚げが『東は甘く』、『西はしょっぱく』感じました。

 ・・・子供とシェアしたので、少し足らずに、正月用で買った餅を焼いて入れました。

・・・これに関しては、西のだしの方がおいしかった。

まとめ

 結論、

『どっちもおいしい

 関西出身の嫁様からすると、関東のだしの色の濃さは、

『驚愕に値する‼ 体に悪そう。』

といって、明らかに関西のだしを好みます。

 東西のだしの違いは、昆布とかつお(魚粉)の供給体制や、醤油の供給体制などが影響して、違う文化を形成していったんだと思いますが、

『東は労働者が多く、汗をかくから濃い味。』・『西は公家や商人が多く、良い物食べてるから薄味。』

といったような、眉唾な話まで諸説あり、地元愛強めな議論になりがちです。

 私は関東人ですが、『関西のだし』大好きです。

 なかでも、うどんとおでんは、関西生活時代にはまりました。京都で食べたおでんは、ほぼ外れなく美味しかった。

・・・ちなみにコンビニおでんは、地域で8つ位に、味を変えてるみたいです。

 ただ、実は私・・・

蕎麦が大好きなんです。

うどんが嫌いなのでは無くて、蕎麦が大好きなんです。その蕎麦に限っては、

『関東の甘くて濃いだし。しかも卵入り』

の方が、しっくりくるように思っています。実際に、関東は蕎麦屋。関西には、うどん屋が多いです。

 今回の比較では、卵を入れると、だしの色と味が分からなくなるので、うどんを選びましたが、蕎麦でも、比較をやりたいと思っています。その際は、是非ご覧ください。

・・・カップ麺じゃなければ、冬でも冷たい蕎麦食べてます。

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