後工程は、お客様。~若手営業の方向け~

雑記

上司や先輩から信頼されてますか?

 『ちゃんと目標数字はクリアしているのに、いまいち上司に信頼されてない。』

『他の同期より先輩に付き合ってるのに、同期の子の方が仕事を任されるな』

 と思っている方。メールで来る簡単な提出物を、ないがしろにしていませんか?

 私も、誰かが『やってる感』を、アピールする為の、『浅い』ヒアリングや、提出物が『大嫌い』です。

ただ、その提出物、最終的には提出してません?

仕事の返し方で信頼度は変わる。

 結論から言いますと、『逃げ切れる。逃げ切れない。』・『重要か、重要でないか』に関わらず、依頼事は、すぐに着手するべきです。例えばメールをチェックをしているなら、他の作業に移る前に手を付けるべきです。

着手です。完成ではありません。』

 もちろん、その場で完結させることが望ましいのですが、まず着手することで、その依頼に対する必要な時間が見積れます。『すぐ終わらなそうだな。』と判断することが出来ます。そしてすぐ終わるものから片付けてしまうのです。いろんな事を同時進行すると、かえって時間が掛かります。また、やることが多いと『あれもやらなきゃ』というプレッシャーが、目の前の仕事に向かう集中力を削ぎます。

時間を決めて。すぐやる。正確にやる。』

 『すぐやる』は、1つのジャンルになってる程、本がたくさん出てますので、自分を奮い起こしたい方は1度読んでみるといいかもしれません。

後回しにして良いことは無い。

 そもそも、1回メールチェックした後で、時間を置いてまたやろうとすると、そのメールを探す必要があります。一説には、『メールと、メールの差出人が誰だったか』を探す時間に、

『年90時間!!』

も使っているなんていう統計もあります。

 さらに、後回しにしていると、メールが送られてきた際の、『背景』や『事情』を忘れてしまって、相手の意図していない回答になり、2度手間になる可能性もあります。

 コロナ禍で、事務所などでの会話が減ってきているので、今後メールに限らず、いろんな媒体から、依頼や確認事項が送られてくるでしょうから、

『都度、処理』

は、益々重要になるでしょう。

相手をどれだけイメージできるか。

 早くだけでなく、相手の意図を考えることも重要です。

『その依頼をしてきた人の事を考えたことがありますか?』

 おおよそのケースでは、依頼してきた人で完結することは無く、それをまとめて、また誰かに提出する事の方が多いのではないでしょうか?依頼者が依頼時に期日を切っているのは、そこから編集をする時間があるからです。依頼者が、まとめる為の時間を、具体的にスケジュールに落とし込んでいたとすれば、『その時間にしたい事ができない』というのは、非常にいらただしいことでしょう。

間違っても良い?

 あとは、納期と精度の問題です。これも相手が

『何に重きを置いているか』

を考えてください。

 わからなければ、直接聞いてください。見当違いの回答が返ってきて、作業が滞ることを考えれば、依頼する側も、聞いてもらったほうが嬉しいはずです。

 さらに

『真剣に考えてくれてるな!!』

という印象も与える事ができるものです。

 『速さ重視』なのか?『精度が重要』なのか?着手する時点で分かっていれば、無駄な労力を省くことが出来ます。

簡単なことをどれだけの精度で返せるか?

 もちろん、緊急の事案に時間を取られて、分かっていても出来ない事もあると思います。ただ20年間会社勤めをしてきて思う事は、接してきた印象だと、

『一事が万事』。

という事。

 私の印象では、多少の得手、不得手はあるのでしょうが、

『簡単な仕事もきちんとして、難しい仕事も成果を上げてる』

人がほとんどで、

『簡単な仕事はしないが、難しい仕事は良くできる』

という人は、あまり見ません。

 よく言われる『小さな事の積み重ね』というやつですね。『微差力』という本の事を思い出したので、リンク貼っておきます。

・・・【A】当たり前の事を、【B】バカにせず、【C】ちゃんとやる

・・・頼んだことをしてくれてない人への、愚痴投稿でした。

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