だるまさんを、インターネットで買ってみた。

雑記

川越 喜多院のだるま市が中止

 正月休みは元日に、大宮氷川神社にお参り。2日に上尾の実家に泊まって、3日に川越の喜多院に、だるまを買いに行く。というのが例年の流れなのですが、今年はだるま市もコロナの為、中止です。

 川越の喜多院は、地元では、かなり有名なお寺で、初詣の参詣者が、寺院では県内1位だそうです(神社は大宮氷川神社)。だるま市は1月3日に開かれる市です。だるまの他にも屋台がたくさん出るので、小さい頃から連れていってもらってました。

 ここ最近は、まあるい体型の母が、赤いショート丈のダウンを着て、

『どっちが、だるまかわからない風体で』

『孫にじゃがバターを買わされながら』

『言われた値段で買うもんじゃない!!』

と、だるま屋さんに嫌な顔をされながら、だるまを買っていたのですが、

今年は、だるまを買いに行けません。

だるまって?

 だるまをどうやって買おうか調べながら、だるまってどういうものか、ついでに調べてみました。

達磨さん

 5~6世紀くらいに実存された僧侶様。胡人といわれるインド周辺の出身者で、中国で禅宗を広めた開祖。壁に向かって9年座り続け、その間に手足が壊死して切り落とすことになっても、修行を続けた故事から、『面壁九年』と4字熟語にもなっているような方です。禅宗はその後、曹洞宗や臨済宗に伝えられて、”禅”は、今やシリコンバレーの方々にまで影響を与えてますよね。日本でも、造園とか、茶道とか、だるまの原型とされるだけでなく、日本文化への影響も、少なからず与えているようです。

・・・諸説あり。

達磨⇒だるま

 達磨様の教えを伝えるものとして、手足の無い置物が、鎌倉時代に中国から入ってきたようです。その後、室町時代に張り子の起き上がり小法師が、これまた中国から入ってきて、それらが江戸時代の町人文化の中で融合し、達磨様をデザインした起き上がり小法師【だるまさん】になったようです。倒しても倒しても、起き上がってくる起き上がり小法師の「七転び八起き」と、達磨大師の『面壁九年』の教えが重なったのですかね。

だるまさんのビジュアル

 だるまさんのビジュアルについて、あのまるっこい形は、達磨様の手足の無いさまからきているようです。その他、細かい所にも、結構いろんな由来や、意味があるみたいです。

・・・諸説あり

  • 高い位の僧である達磨さんが、赤い衣を着ていたから。
  • 赤は魔除けの色とされていて、疱瘡(流行り病)除けになるとされていたから。
  • 市に並べる際に、アイキャッチ効果が高かったから。

  • 胡人の達磨さんが、毛深かったから。
  • 9年の修行の間の、髭ボーボー感を、忠実に再現。
  • 眉や髭や鼻に、【鶴亀】や【松竹梅】を盛り込んでいる。

  • 達磨さんが眠らずに修行する為に、まぶたを切り取ったから。
  • 客に『目が気に入らない』と言われただるま屋が、客に書かせるようにした。
  • 『目を書いたら完成』にする事で、毎年買ってもらえるようにした。

 ほぼ江戸時代後期に、今と同じ形になったようです。農家の、閑散期の内職から始まったそうですが、毎年買ってもらう努力などの、今でいう『サブスク』を取り入れるあたり、なかなか商魂のたくましさを感じます。

だるまのご利益

 だるまさんはもともと、魔除け・疱瘡除けのお守りだったみたいですね。疱瘡になると、視力が悪くなったそうで、白い目と、自分で目を書くという行為から、『目を守る縁起物』としても普及していったようです。

 その後、達磨さんが、手足を無くす程の厳しい修行に耐え、悟りを開いた姿から『心願成就の縁起物』。

 更には、【眼(がん)と願(がん)】を引っかけて、選挙や合格祈願など、様々な『願掛けの縁起物』として一般化したようです。

・・・【眼(がん)と願(がん)】ですが、だるまさんに目を書くことは、開眼(かいげん)と言うみたいです。ちなみに一般的には、目を書き入れる際は、『左から』とされていますが、選挙とか、地方によっても少し変わるみたいです。

 『毎年買い替える』とか『年々大きくしていく』とか・・・。バレンタインのチョコや、恵方巻のような、セルサイドの思惑も、だるまさんの定着に一役買ってるようですね。

 最近は、色によってご利益が変わるなんていう、バリエーションの広がりも見せてますので、参考まで

だるまの通販

 さて、前置きが長くなりましたが、すっかりだるま売りの『スキーム』に、絡めとられた私は、今年もだるまさんがどうしても買いたいのです。

・・・が、近所の店舗で買えないか調べるけど出てこない。そこで通販を調べるのですが、基本『縁日で買う』の、ほぼ1択のようで、あまり数がありません。結構調べて、気に入ったのが以下です。

高崎だるま

 全国出荷量の約80%のシェアを持つ、安定の高崎のだるま。我が家は何年も、この形・このサイズです。

いわゆる『ド定番』。

 高崎だるまを調べていたら製造者の組合がホームページ持たれてて、その中に、製造工程の動画がありましたので、興味があれば

THE MAKING (250)だるまができるまで

今井だるま

 同じ高崎のだるま屋さんですが、喜多院のだるま市に出店されていて、いつも買っていたのがここだったと思います。

・・・毎年、母が値切ってすいません。

初めてホームページ拝見しましたが、

『デザイナーズだるま』や『アマビエ』だるま

といった、新しいだるまさんも手掛けてらっしゃるようです。

川越のだるま

 さいたま市近所でないのかしらと探していたら、川越で、こだわりの強そうなだるまさんを見つけました。今年は、これを買ってみようと思います。

川越だるま 小江戸まるまる屋
川越のだるま。明治時代生まれで約100年の歴史があり。寿字の眉毛や、手貼りならではのボコボコした表面が特徴。職人により一つ一つ手作業でつくられています。

 半日かけて、だるまさんの買い方を調べたのですが、

・・・大宮の氷川神社の参道で売ってました。

・・・今年は古いだるまを納められないそうなので注意!!

タイトルとURLをコピーしました