在宅スタート。
昨日から仕事初めです。退職を決めたので、残り3か月のスタートです。お客様に対しての報告事案があったので、仕事をしていましたが、業界の慣習で、
『年末はぎりぎりまで。年始はゆっくり』なので、
お客様はまだ休んでいる所も多く、社内でも労務時間調整の為、休暇をとっている人が多い様な日でした。例年ですと、それでも仕事始めは、
『社長のビデオレターを見て、空いてる所に新年のあいさつ回りをして・・・。』
という恒例行事が待っているのですが、コロナ感染者の増加もあり、これらを強要されることもなく、在宅で仕事ができたので何よりです。
年始のお約束に始まり、年初・月初といった時期は、社内での報告事がとにかく多いです。もともと提出物の多さに辟易していましたが、ここ半年程で更に増加しています。コロナ禍で、訪問活動や社内コミュニケーションが減っているので、管理者側として情報を持っておかないと、
『いろいろ社内で突っ込まれた時にうまくないから』
といった事が、根っこにあるような気がしますが・・・。
無駄なことはしない。
こういった提出物は、忘れてしまうので、依頼の都度、処理してしまう習慣がついています。ただ年始休暇の間、退職後の事を考える時間があったからでしょうか、今まで、感情を揺らす事無くさばいていた作業に対して、
『これをやって何になるんだろう?』
という気持ちが大きくなっています。
・・・3月までの業績に対して、夏のボーナスが出る事も無い訳で。

雇われ脳。
『意味がないと分かっていながら、やれと言われるからやる。』
これって明らかな雇われ脳ですよね。
生み出す利益やアウトプットの量ではなく、8時から18時までの間を、『どう埋めるか』を考えて、人に頼んだ方が効率的な仕事を、自分で抱えたり、アポもなく遠方の得意先に行って、半日潰したりなどの時間の浪費。
それから、
『上司の言う事はしないといけない。』・『客からの問い合わせには、すぐ答えないといけない。』
といった『~しないといけない』といった内輪でだけ通用する常識に縛られていたり・・・。
多分、働き方は変わる。
若手の子は、『意味のないと分かっていながら、やれと言われるからやる。』という仕事に、きちんとふてくされます。私も全く何も感じない訳では無いですが、文句を言う時間がもったいないので、最低限の精度でさっさとすましてしまいます。20年かけて『鈍感力』を鍛えてきたんでしょうね。
ただ、ふてくされる若い子に対しては、『軍隊のような研修を受け』・『上の言うことは絶対』。みたいな環境で育ってきた私も、
『なだめて、透かして・・。』
・・・そもそも自分も意味が無いと思っているから、ロジックで説得させられないので、最後は泣いて頼み込んで・・・。
今は、上から圧力掛けてというのを、世の中が許すわけも無いので、マインドコントロールして、『雇われ脳』・『愛社脳』を作り出すことができません。なので、上司にはそれ相応の、コーチング力が求められます。
『その能力をどの程度の中間管理職が持っているか・・・。』
そう考えると、社員をしばるのは『組織』では無く『仕事』。必然、メンバーシップ型からジョブ型への転換は加速するでしょうね。

20年間に泥を塗らない。
残り3か月(有給は40日残ってる)。無駄な仕事は極力断ります。社内行事や会議が入っていようと、空気を読まず休みます。
『私の雇用主は4月から私です。』
そんな気概を持ちながらも、20年間お世話になった会社ですので、恩返しとまではいかなくても、最低限社会人として、
『立つ鳥、後を濁さず』
会社員生活を終えたいものです。・・・これも雇われ脳?
今後の人付き合いを考える。
節度をもって過ごそうと考えるのは、今まで『縁』を頂いた方と、今後もつながっていたいから。
・・・情報商材を売るつもりはありません。
好き嫌いが割とはっきりしているので、今、懇意にさせて頂いている方々に対して、退職後にこちらから大きく態度を変えることは、おそらくありません。ただ相手からすると、役職や利用価値みたいなものをひっくるめて、私と付き合ってた方もいらっしゃるでしょうから、その辺りは、退職して初めて分かる事もあるのでしょうね。
今後もお互いに、学びを得られるような方々と、お付き合いしていけたらと願います。
・・・ワンルームマンションを売るつもりもありません。
・・・今のところ