どうも、こぼすけです。ご覧頂き、ありがとうございます。
先日、平日に『3日連続の休暇』を取得しました。会社で用意されている制度で、今まできちんと取得した事が無かったのですが、有給休暇が余りそうなので、休ませて頂きました。
・・・3月で、20数年勤めた会社を退職予定です。
『免許の更新』と『父親の通院の送迎』
という、平日にしたい事を済ませたのですが、その際に感じた事を、投稿させて頂きます。
交通関連の最近の傾向 (2021年1月現在)
今回の更新は平日だったので、免許センターでは無く、最寄の警察署に行きました。コロナ禍で警察署も密を避ける為でしょう。柔道場にブルーシートを敷いて、会場が増設されていました。
そんな中、動画×2本と、警察官の方からの話を受講して来ました。埼玉県の、最近の交通関連の状況は、このような感じのようです。
- あおり運転の増加
- コロナ禍で自転車ユーザーが増加し、自転車事故10%UP
- 運転者の5人に1人は65歳以上
道路交通法は、問題の発生に応じて、迅速に変わる法律なんだそうです。
あおり運転に対す罰則は、ワイドショーをに騒がせた直後の昨年6月から施行されています。
自転車に対する法整備も、これから更に進んでいくのでしょう。
そして、こちらも社会問題になりました、
『高齢運転者』への対策
も、昨年6月に公布されました。
高齢運転者対策の充実・強化を図るための規定の整備

高齢運転者対策の推進を図るための規定の整備
平成29年3月に、『高齢運転者対策の推進を図るための規定の整備』として、主に高齢者の免許更新時の規定が整備されました。
【主な内容】
- 臨時認知機能検査と臨時高齢者講習
- 臨時適性検査制度の見直し
- 高齢者講習の合理化・高度化
・・・私の父は、この直後に免許を返納しました。
高齢運転者対策の充実・強化を図るための規定の整備
高齢者の事故は、その後も幾度となくニュースに取り上げられました。世論の高まりを受けての事でしょう、さらなる追加策として、
『高齢運転者対策の充実・強化を図るための規定の整備』
が、昨年6月に公布され、2年以内の施行が予定されています。
【主な内容】
- 運転技能検査(実車試験)の導入
- 安全運転サポート車(サポカー)限定免許の創設
75歳以上の、『認知機能低下が疑われる』一定の違反履歴のある方は、今までの
『検査・講習』では無く『試験』により、
能力を具体的に確認されるようになります。
最新技術を取り入れた『サポカー限定免許』も、高齢運転者対策が、『喫緊の問題』と考えられている表れでしょう。
免許返納の難しさ

プライド
私の父は、77歳で自ら免許を返納しました。返納前は、孫を乗せて近所の公園に出かける事がありましたが、停止や右折のタイミングが危なっかしく、かなり怖かった印象があります。
父は、自らの判断で、免許を返納する事が出来ましたが、多くの方は『老いを認める行為』自体が難しいのでは無いでしょうか?
インフラ
また、生活のインフラとして、『移動を車に頼らざるを得ない』人も多いかと思います。
スーパーに、歩いて買い物に行くのは大変ですし、重い荷物を、家まで持って帰ってくるのも容易では無いでしょう。
免許更新の翌日、父を病院に連れて行きましたが、父の家から病院までは、『車で15分程』の距離なのですが、公共交通機関で行こうとすると、
『駅までバスで20分』・『駅から電車で10分』・『駅から病院まで20分』
と、計1時間程、掛かります。
乗り継ぎによっては、更に待ち時間も加わります。父のような高齢者からすると、階段の上り下りも大変でしょう。
まとめ
父は、免許返納後、病院の送迎を友人にお願いしていたようですが、『お願い相手』も、今年免許を返納するそうです。CMなどで、免許返納を促していますが、返納後の生活のサポート体制は、まだまだ整っていない印象を受けます。
私にしても、父を送迎するようになったのは、
会社を辞める決意が固まったからです。
コロナ禍で、『在宅ワーク』や『フレックス勤務』が、いくらか市民権を得られてきたとはいえ、勤務を続けていたら、平日の病院への送迎は、渋っていたと思います。
今まで、
『見ないふり』をしてきた、『親のこれから』
を考えた休暇でした。

・・・いつもの平日より働いた。